7月になりました。今年も半分が終わっちゃったわけで、社労士も忙しくなります。
まず、算定基礎届っていうのがあって、
これは4~6月の給料の平均から標準報酬というのを決定し、これによって今後の健康保険・厚生年金の保険料や、傷病手当金・出産手当金など休んでいる時の手当の額、年金を貰いながら働いている人の場合はその減額分などが決まります。
以前にも書きましたが、だからこの期間に残業手当が増えたりしたら、後で保険料があがっちゃうんですよね。病気で休むときには手当が増えるってことにはなりますが・・・。
この届を出すのが今月の10日までなので、殆どの会社の社員一人ひとりについて、4月から6月の間に支払われた給料と出勤日数を届書に記載、またはFDへデータ入力する作業に追われます。
そんな中、ボチボチ賞与の出る時期でもあります。
これにもやはり健康保険・厚生年金の保険料がついてきます。
ですからこれも賞与支払届というものを、一人ひとりの賞与額を記入したりFD作成したりして届け出ます。
これは今問題になってる年金記録にも影響しますから、責任重大です。
みなさんにとって嬉しいボーナスも、社労士にとっちゃ厳しい試練みたいなものですね。
そして更に、雇用保険の電子申請!
これについてはまたいつか書くつもりですが、ずいぶん急展開で開始することが決定しました。
普通なら「そんな急に言われても・・・」ですが、電子化委員としてはそうも言えません。
あ、そうだ。事業主になってから今回初めて給料天引きの源泉税、払いに行かなきゃな。
なんかあれこれ忙しくって、頭の中混乱してくるぞっ!