気付くとアメリカフヨウの葉っぱがこんな風に巻かれています。
これはワタノメイガという蛾の幼虫ハマキムシの仕業です。
中にいる虫には薬剤も届かず、天敵に狙われることもない。
だからこうして葉を巻くのか。なかなかずるがしこい奴よのう。
しかたないので切りとって、この葉巻に火をつけてます。
火あぶりにされたムシがのた打ち回って出てきます。
かわいそうだけど、このままほっとくと蕾まで食われてしまう。
薬殺するよりは苦しまないだろうし、これなら他の虫まで一緒に殺すことはないだろう。
害虫駆除するたびに思う。園芸ってのは生態系にはよくない趣味だよね~。
花を育てているつもりが、実は花の思い通りに操られているのかも・・・。
結局、人間にとって何だよね
しかも、気持ち悪いという理由で害虫になってるやつもいるし・・・
みたいなキャッチフレーズが使われたりしますが
実は、自然にかなり逆行してたりしますよ
ミミズですら、気持ち悪いという理由で害虫扱いする人もいますからねぇ。
害虫でもタマムシのように綺麗なら大事にされるし・・・。
お百姓さんはまさに自然相手の試行錯誤でしょうね。
本当なら何もしないのが自然。
でも、そこへ手を加えて美味しい作物を育てる。
お、こりゃまるで舞台演出家の仕事みたいですな。
お芝居も自然に見えて、かなり不自然です。(笑)