「早く死ねってことだね。」

社会保険の講習に行ってきました。
ウワサの健康保険制度改革の内容についてです。
特に老人には厳しくなるので、これを聞いたウチの母の一言が今日のタイトルです。
悲観的になりがちなお年寄りの方は以下の文章、心してお読み下さい。

自己負担割合＝病院で払うお金のことですが、７０歳から74歳までは２割（今までは１割）に。
更に現役並みの収入があれば３割（今までは２割）だそうです。
つまり、頑張って働けば年をとっても医療費は安くならず、働かないかアルバイト程度にするなら2/3（７５歳からは1/3）にするってことです。ついでに言うなら頑張って働く老人は年金も減らされます。

埋葬料＝死んだ時にもらえるのは本人も家族も一律５万円・・・今までは１月分の給料程度、家族が死んだら１０万円だったのに。なんだか人の命が値下げされたみたいな感があります。

その他まだまだ厳しくなることがありますが、説明が長くなるので今回は割愛します。
一方、少子化対策として良いほうに変わったところもあります。

出産育児一時金＝子供が生まれたら35万円（今までは30万円）
子供の医療＝小学校入学前までは２割負担（今までは３歳まで）

ま、良いほうに変わったと言ってもほんの気持ち程度です。これで出生率が上がるとは思えませんけど。