退職後の賞与
毎年この時期は年末調整の準備と賞与計算で忙しい。
とくに賞与は「明日払うから今日中に計算して!」なんて急かされる事が多い。
だからといっては言い訳になるが、賞与計算については一つ大失敗。
滅多にないことだが、ある会社で退職後に賞与が払われた人がいたのだ。
うっかり社会保険料を引いて、明細を作ってしまった。
後で届出書類を作っていて退職に気づいたが、賞与を支払うからにはパートに変わったのだろうと勝手に解釈して、次回給料で返金すればいいだろうと担当者に伝えた。
だがその返事は、「転職したのでもう来ていない。」と・・・あわててその分を返すよう伝えた。
しかしここからがややこしいのだが、退職ならば雇用保険は引かなければいけない。
健康保険・厚生年金とは保険料の徴収法が違うからだ。
私の認識不足で、雇用保険も含んだ金額を返すよう伝えてしまった。
気づいたときにはもう返してしまった後だったようだ。
わずか160円の差だったので、そのくらいならと許して貰えたが、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
賞与計算は給料計算と別物。そう思ったほうがいいかもしれない。
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