あやとりの師匠

へろきゃっと

2010年06月13日 17:47

「生活必需品以外に何か欲しいものないだろうか?」

入院中の母は退屈しているだろうと思ったんです。
でも、DSとかでゲームする人じゃないし、小説読むかっていうとそうでもない。

あ、そうだ。ひも一本あればいいんじゃないか!
私は昔、母からあやとりを教わっていた事を思い出しました。


今日、洗濯した下着や靴べら・時計などを届けたついでに
「退屈してるだろ。久しぶりにどう?!」
赤い紐を輪っかに結んで渡してやりました。

するとどうでしょう。最近じゃすっかり動きが鈍ってた指先が、チャッチャとよく動くわ、動くわ・・・あっという間にはしごになってます。
さすが師匠、何十年ぶりでも腕は衰えていませんね。
不思議なもので私も指に紐を掛けてみると、頭で考えるより先に手が動き、何か形ができちゃうんですよね。

このはしご、基本はこの4つ欄干ですが、1つから6つまでの作り方があって、それらの動作を繰り返せば7つ以上も自由自在に作れるのですよ。
しばし母と私ではしご作りを競い合い、3つ欄干橋に至っては私の勝ち!
うまく出来ない母に、ヒントは小指だよと告げて帰りました。
まぁ、これで当分時間が潰せそうですね。

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