2006年07月21日 23:22
今度の芝居は刑事モノってことで、昔使ったコイツをひっぱり出してきた。
握るとズシリとした重みと同時に緊張感が襲う。
これはもちろん本物じゃないし、実弾を撃った経験もないのだが、
なぜか血が騒ぐというのか。それは日本刀であっても同様であるのだが、
本来人殺しの道具であるこれらのものを美しいと感じているせいでもある。
テレビや映画の中で語られる乾いた心情を、本気で戦ったこともない男が理解しようなんて鼻で笑われそうだけど、たぶん先祖代々受け継いだDNAのどっかにこういう「殺しの道具」を扱った記憶があるんじゃないのかなぁ?
だとしたら、これを美しいと感じるのは魔性の美学ってとこか?
ま、そんなこと大マジメに考えたってしょうがないや。
だってこんどの芝居もコメディーなんだからね。役作りが難しいっ!
どうやら、私は“ボス”に決まりそうだ。ええっ~うっそ~!